美肌作り
赤ら顔の原因と解決方法
『赤ら顔』の原因
1. 表皮(特に角質層)が薄い為、 毛細血管が透けてみえる
2. 気温(室内外の温度差)
4. 神経性(恥ずかしい、興奮など)
3. 刺 激
5. 炎症(かぶれ、アトピー、にきびなど)
赤ら顔の発生メカニズム
人の体は皮膚で全身が覆われ、 体内水分の洩れや蒸発を防ぎ、外界からの刺激や異物の侵入を防いで体を護っています。
皮膚は3層で成り立ち、皮膚の上部を表皮と呼び その下層を真皮、最下層を皮下組織と呼びます。
真皮には毛細血管が縦横に走り、顔には密度高く特に頬は腹部と比較して、約5倍程度となりますから 頬は火照り易く、若干赤い所謂チークカラー状態となります。
血管は主に自律神経で操作され収縮と拡張を行い、それに応じて血流を調整します。
血液は栄養、酸素の他に体温を運びます。
毛細血管を流れる血液が表皮を通して見えるのが赤味です。 表皮の存在しない粘膜質で被われてる口唇が赤いのはそのためです。
敏感肌に依る赤ら顔
表皮の厚さは個人差があり、約0.2mm程度ですが、敏感肌質は表皮が薄いため温度や環境等の 皮膚への刺激がストレ-トに真皮に伝わります。
それで毛細血管が過敏に反応し、拡張するため赤くなり易いのです。
又恥ずかしいと感じたり、そう思ったりすることでも自律神経が働き赤くなる人も多くいます。
敏感肌は様々な肌トラブルを起し易く、特にニキビや皮膚炎を起こすと治り難く、その炎症や刺激で赤ら顔になり易いと言えます。 アトピ-性皮膚炎はその典型です。
脂に依る赤ら顔
毛孔から排出される脂質を皮脂と称し、過剰な皮脂排泄は脂漏性皮膚炎を起します。脂漏性皮膚炎を発生した部位は炎症で赤くなり、皮脂の過剰生成はニキビの原因にもなります。
そしてニキビは進行過程では傷ですから、その炎症、刺激で肌も赤くなります。
母斑細胞による赤ら顔
俗に言う赤あざです。
『赤ら顔』の改善方法
新陳代謝とは、体の中で行われる物質の分解と合成に関する化学変化をいい、これには、物質代謝とエネルギー代謝があります。
体は、常に何らかの形で外にエネルギーを 失っているわけですから、生命を維持するために、化学的なエネルギーに富んだ栄養素を取り入れ、それを元に新しい組織を 生成し、古い組織を排泄します。この活動を新陳代謝といい、若々しい肌を保つのも新陳代謝に頼るところが大きいのです。
1. ベースメイク(対処療法)
保護(表皮の代用)・ カモフラージュ ・肌をきれいに見せる
2. 自宅でのスキンケア
乾燥、保湿、保護対策
3. エステ
お家では出来ない肌の中の活性を促し 顔・首・背中・肩・頭までの特殊なリンパマッサージで 新陳代謝促進 ハンドマッサージでは補えないところは機械的な沈静など促し定期的なお手入れを必要とします。
4. サプリメント(補助食品)
肌の抵抗力を高める為にはビタミン・ミネラルの摂取は不可欠です。 またアレルギー体質の方は肌の抵抗力が弱く、炎症をおこしやすい。抵抗力を高めるには ビタミン・ミネラルの摂取が大切です。
5. 環境整備
普段の食生活や睡眠時間を気をつける。 常に清潔に気をつける。(まくらカバーなど)
2013/07/27 |